弁膜症

心臓の「弁」の働き

心臓は肺と体から還ってきた血液を、それぞれ体と肺へ送り出しています。

心臓に弁があることで、血液を送り出した後、次に送り出す血液を吸い込むときに、送り出した血液は逆流せず、一方向への循環が保たれています。

心臓の 4 つの弁は、それぞれが美しい 3 次元構造を持ち、しなやかさと弾力を持って機能しています。

出典:Alain Carpentier, David Adams, Farzan Filsoufi, Carpentier’s
Reconstructive Valve Surgery, from Analysis to Valve Reconstruction,
Sauders Elsevier, p27

弁膜症とは?

高血圧や肥満、不整脈などさまざまなストレスが加わると、弁は徐々に変性してしまい、働きが悪くなってしまいます。
弁が硬くなり、開きが悪くなるのが「狭窄症」であり、すきまができて逆流を生じるのが 「閉鎖不全症」で、これらをまとめて「弁膜症」とよばれます。

最も簡便には、検診等での「心雑音」で指摘される方もおられますし、進行して「心不全」が顕在化し、息切れやむくみで気づかれる方もおられます。

弁膜症の診断

心臓の中で動いている弁の働きを正確に評価し、重症度に応じた最適の治療方針を選択するために、「心臓超音波検査=心エコー検査」が最も重要になります。

当院は最新機種の高度な機能の超音波装置を備え、熟練の生理検査技師により検査を行い、心臓弁膜症のカテーテル治療や手術に長年深く携わった医師が評価いたします。患者さまの背景や治療へのご希望などもお伺いし、おひとりおひとりの最善の治療をご提案させていただきます。

このような方はぜひ当院へ

  • 動くと動悸・息切れを感じる
  • 足や顔にむくみがある
  • 息苦しさで眠れない 
  • 心不全や弁膜症について知りたい
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